偉人
だいぶ前の話になるが、5月、法事に行った際、
いつもは「お経をよんでおしまい」だった和尚さんだが、
珍しくお経の後にお話をいただいた。
NHKのラジオ深夜便「こころの時代」で、
和尚さんがよほど感激された話だったようで、
能城律子さんの事について。
その時の概要。
実際の声はここで聞ける。
いやぁ、凄い女性がいたものである。
子供の頃、百科辞典が好きだったが、その中でも「偉人伝」が好きだった。
特に記憶に残っているのがソクラテス「単に生きるのではなく、善く生きる」毒ワインの逸話とか
孔子の論語、ヘミングウェイ等々。
ラジオ深夜便「こころの時代」は愛読している月刊誌「致知」の社長が出演していたので知っていた。
「致知」は、今ここ日本で生きている知られざる日本の偉人の生の声が聞けるのが愛読し続けている理由。
「こころの時代」も聞きたい所だが、時間が・・厳しい。
本当に生の声が聞けるのだが・・。
こういった「偉人」とか「尊敬できる人」っていう物を現代の日本人は持たなくなってきている。
せいぜい「親」か、歴史上の人物で、今現在生きている尊敬できる人物となると無い人が多い。
マスコミが偉い人をバカにする所から始まっている気がする。
首相は「漢字が読めない」とか。
でも、首相が「弥栄」を「いやさかえ」と誤読したと記事にしたのだが、
無知なのは記事を書いた記者で、神職では「いやさかえ」は正しい読み方だったのだ。
そんな自分たちの無知は無かったことになってしまう。
首相の教養のレベルは結構高い事が判明したが、新聞社としては「無かったこと」になってしまった。
他にも医者をバカにする、教師をバカにする、国会議員をバカにする、
しまいには皇太子妃殿下まで間接的にバカにする。
読者は気分がいい。
彼等より自分の方が優位に感じてしまう。(大いなる勘違いなのだが)
高卒の人間が平気で「首相はおぼっちゃんだから・・」なんて上から目線。
そんな環境で尊敬できる人間は?と聞かれて
出てくる答えは半径数十メートル以内か歴史上人物に限られてしまうのは仕方ないか。
しかし、今ここで生きている人間で尊敬できる人間は実はたくさんいるのである。
・・自分としては「我以外皆我師也」なのであるのだが。


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